カッピングって何?施術方法と効果について

カッピングって何??

カッピングとは、背中や腹部などに真空状態にしたカップを吸着させる施術です。
これにより、毛細血管内に滞っているドロドロとした血(於血)が皮膚の表面に浮上します。
この“於血”を体外に排出させ、血の巡りをよくすることで、肩こりや腰痛、むくみ、冷えなどを改善させていきます。

 

カッピングの効果

カッピングは、体の表面から外に向かって皮膚や筋肉を吸い上げていくのが特徴です。
施術後にだるくなることがありますが、血行促進の効果が表れている状態だといいます。
当院の施術では、手動式のポンプを使用してカップ内の気圧を下げ、真空に近い状態にすることで皮膚を引っ張り、皮膚の毛細血管内に滞っていた血液や老廃物を引き上げます。

こうして血行を促進することで、肩こりや腰痛をはじめとした筋肉のこりや痛みの症状を緩和させていきます。
また、老廃物を排出して代謝を促すことから、冷えやむくみ等の改善にもおすすめです。

 

施術後の色素反応

カップを吸着させた箇所は、皮膚の付近まで血液が吸い寄せられるため、サラサラと血液が流れているところは赤くなり数日で色は消えますが、コレステロールや老廃物が溜まっていて血液がゆっくり流れている箇所は、痕が赤黒くなり、消えるまで1~2週間かかることがあります。

色が濃いほど体に不調があると判断することができます。場所によって色の違いが表れるので、体の調子が悪い箇所を特定でき、目に見えて健康の度合いを測ることができるのもポイントです。
特に色の反応がない場合、脂肪が厚すぎるか、血行が悪すぎることが原因と考えられます。
カッピングを行った後は、数日間施術跡が残ることが多いので、肌の露出には気をつけましょう。

カッピングを何度か継続していくことで、濃い色をしていた箇所もだんだん薄い色へと変わっていき、痕が残る日数も短くなっていくといわれています。

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